20年前の『 バルテュス展 』に行った時、この左側の画集を購入しました。
ですので、20年ぶりのバルテュス展を楽しみにしていました。
それは20年の間に、バルテュスだけではなく、彼の奥様でもある 節子夫人
の存在を知ったからでもありました。
スイスの田舎に、木造建築では一番大きいとされている邸宅「グラン・
シャレ」にバルテュスと共に住み、何とも優雅な生活でありながらも、
日本人女性としての誇りを忘れず、最後まで彼に寄り添った節子夫人の
魅力に惹かれていきました。